第1回
報道対応が求められる事例とは
事故や不祥事は様々なケースがあります。中小企業でも内容によっては報道されます。では、どんな事例が報道されるのか。
いくつかの過去事例を参考に考察します。また、その際の対応についても整理します。
誰もが知っておきたい。事故、不祥事の際の報道対応と会見への臨み方
社員の不祥事や製品事故。「わが社でそんなことはないだろう」と思っていませんか。いいえ、人間が働いている限り、どんな優良企業でも起こりえます。その際の対応を間違うと信頼回復は大きく遅れ、最悪のケース、社名の変更だったり、倒産だったりということは過去数多あります。商品発表などのいわゆる「ポジティブな会見」とは違い、糾弾され、突き上げられ、質問攻めにあいます。2023年前期に開講した特別企画『リスクマネジメント実践コース』の第2弾として開講します。
数々の事故や不祥事の取材で会見に臨んできた現役のニュースデスクが不祥事や事故を起こした場合の報道対応から会見の要諦などを2回に分けて解説。万一に備えた会社の力を養うきっかけを提供する講座です。
【略歴】
1969年山口県萩市生まれ。寝屋川高校卒、関西学院大学経済学部卒。
フリーターなどを経て27歳でNHK入局。福井局赴任後、報道局・科学文化部に所属。2011年の福島第一原発事故では発生直後からテレビ解説を担当。その後、静岡局と名古屋局、科学文化部でニュースデスクを歴任。2021年よりラジオ第一のニュース番組「NHKジャーナル」解説キャスター。NHKスペシャル「メルトダウン」シリーズなど番組制作多数。
文化庁芸術祭大賞、放送文化基金賞、科学ジャーナリスト賞など受賞(いずれも取材班受賞)
【著書】
『ドキュメント はやぶさ2の大冒険』(取材班 講談社 2020年)
『福島第一原発事故の真実』(取材班 講談社 2021年)
『緊急解説 福島第一原発事故と放射線』(共著 NHK出版 2011年)
『徹底解説 エネルギー危機と原発回帰』(共著 NHK出版 2023年) など
全2回
日程 | 11月15日(水)/11月30日(木) |
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会場 | 東京丸の内キャンパス |
時間 | 18:30~20:30 |
受講料 | 12,000円(関西学院後援会・同窓10,000円 ※他の割引との併用はできません。) |
定員 | 15名(最少催行人数8名) |
事故や不祥事は様々なケースがあります。中小企業でも内容によっては報道されます。では、どんな事例が報道されるのか。
いくつかの過去事例を参考に考察します。また、その際の対応についても整理します。
報道対応が必要になった場合の対応例を考えます。記者会見の場合もありますしホームページで謝罪・説明をする場合もあります。具体的な準備項目や注意点を整理し、すぐに使える実践的なノウハウを学びます。2回講座で有事に強い組織の構築につなげてもらいます。