関西学院大学

ビジネスコース・MBA速習講座[コース案内]

ビジネスコース・MBA速習講座

本講座は入門編(1回)と実践編(7回)で構成されています。入門編では株式会社のしくみと経営学の全体像が構造的に理解できます。実践編では経営者、管理者に求められる知識と論理的思考力をケースメソッドで学びます。入門編と実践編とをあわせて受講することで、さらに理解が深まります。

担当講師

松田 太一
Matsuda Taichi
株式会社松田太一代表取締役
経営学修士・工学修士

【職務経歴・資格】

大学を卒業後に就職した企業で海外部門に配属され、海外駐在などを経て退職しMBAに進学。修了後約10年間にわたり複数の企業の社長や取締役として勤務した後、経営コンサルティング会社を起業。現在は主に上場会社向けに、コンサルティング、コーチング、社員研修などを提供している。また2004年より経営者として勤務する傍ら丸の内講座の講師や講座設計を担当、20年目を迎える。

【最終学歴】

東京大学大学院工学系研究科博士課程前期課程修了
関西学院大学大学院商学研究科博士課程前期課程(マネジメントコース)修了

MBA速習講座・入門編 全1回

日程 【入門編】5月14日(火)/5月21日(火)
いずれも同じ内容です。どちらかにご参加ください。
会場 対面(東京丸の内キャンパス)
時間 18:40~20:40(2時間)
受講料 4,000円(関西学院後援会・同窓3,000円 ※他の割引との併用はできません。)
定員 20名(最少催行人数8名)
ポイント 入門編では、株式会社のしくみとMBA(経営学修士課程)で学ぶ経営戦略、アカウンティング、ファイナンス、マーケティング、組織行動論の概要とそのつながりを2時間で学ぶことができます。経営学とはどのようなものかを知りたい方、今までのビジネス経験を棚卸ししたい方、経営やMBAに興味はあるが少しハードルが高いと感じている方などにお勧めします 。

第1回

5月14日(火)/5月21日(火)

株式会社のしくみと経営学の全体像

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MBA速習講座・実践編 全7回

日程 6月4日(火)/6月11日(火)/6月18日(火)/6月25日(火)/7月2日(火)/7月9日(火)/7月16日(火)
会場 対面(東京丸の内キャンパス)
時間 18:40~20:40(2時間)
受講料 28,000円(関西学院後援会・同窓21,000円 ※他の割引との併用はできません。)
定員 20名(最少催行人数8名)
ポイント 実践編では、経営者、管理者に求められる知識とスキルを学びます。最新の事例をもとにケースメソッドで経営学の理論を学んだ後、参加者自身の課題やその解決策についてレポートにまとめ発表します。経営学の知識や考え方に加えて、レポート作成指導を通じてパラグラフライティング法と呼ばれる論理的文章技法も身につけることができます。開始時には全く自信のない方も、終了時には必ず大きな成長と変化を感じることができます。管理職を目指したいと考えている方、経営企画部門や管理部門などに配属になった方、経営計画や戦略を策定したいと考えている方、セカンドキャリアを考えている方、MBAを学んでみたいと考えている方などにお勧めします。

第1回

6月4日(火)

企業価値を読み解く力(アカウンティング)

ここでは財務諸表などを用いて企業価値を評価する技能を学びます。近年のコーポレートガバナンス改革の流れを背景に、多くの上場企業がROEやROICといった資本効率に係る財務分析指標を経営目標に採用しています。こうした一見難解に思える経営指標も、株式会社の基本構造から読み解くことで自然と理解できます。

第2回

6月11日(火)

何をやるかを考える力(事業ポートフォリオ)

財務的価値の源泉は営む事業が生み出す利益やキャッシュフローです。企業全体としてのキャッシュフローを増やすには、「どのような事業を営むか」を考えること(全社戦略)と、「営む事業の利益やキャッシュをいかに極大化するか」(事業戦略)とを並行して考える必要があります。これを「両利きの経営」といいます。

第3回

6月18日(火)

利益やキャッシュフローを生み出す差異化を考える力(マーケティング)

「営む事業の利益やキャッシュをいかに極大化するか」(事業戦略)を考えるには、マーケティングのフレームが役立ちます。マーケティングの中核問題は、顧客の企業価値を高めるために自社の提供する財やサービスの組み合わせ、差異化を確立することです。

第4回

6月25日(火)

投資してよいかを考える力(ファイナンス)

M&Aや工場などの事業資産への判断する際、将来得られるキャッシュフローを予測した上で、それらをもとにNPVやIRRなどの指標を用いて判断することが一般化してきました。ここではこうした指標を用いた投資判断の基本的な考え方を学びます。

第5回

7月2日(火)

論理的に伝える力(パラグラフライティング法)/人と組織の力を引き出す力(リーダーシップとコーチング)

前半ではレポート作成に向けて、世界標準となっているパラグラフライティング法を学びます。後半ではリーダーシップや産業・組織心理学の基本的な理論を紐解きながら、それらの実践的応用として近年注目を浴びるコーチングについて概観します。

第6回

7月9日(火)

総合演習(ケース・ディスカッション)

これまで学んだ知識を総合的に活用して、ケース・ディスカッションを行いつつ、最終回のレポートに向けて参加者一人ひとりの解決したい課題や実現したいことを核に、レポート作成に対するアドバイスを提供します。

第7回

7月16日(火)

理解し、考え、伝える力(プレゼンテーション)

プレゼンテーションの目的は相手の意思決定に影響を与え、行動を変容させることと考えられます。例えばギリシャの哲学者アリストテレスは『弁論術 (Rhetoric) 』のなかで、話者が話をする際に注意を払うべき要因として、エトス、パトス、ロゴスを挙げています。最終回ではそうしたフレームを意識しながら「人を動かす」技術としてのプレゼンテーションに挑戦します。

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