学科とコース

学科と
コース

2つの学科

法学部は、「法律学科」と「政治学科」の2学科で構成されています。学科によって修得すべき専門科目は異なりますが、どちらの学科に所属しても法律学系、政治学系すべての科目を履修・修得することができます。
また、学科に関わらず卒業時には学士(法学)の学位が授与されます。卒業生は、実業界、法曹界、一般官公庁、教育界をはじめ幅広い業界で活躍しており、それぞれの職域において人物や能力が高く評価されています。

DEPARTMENT

法律学科

法律学科

入学定員520名

身近な事件や裁判などを題材にして、法の役割や法解釈を学びます。人文科学や政治学、経済学など多角的視野から法を考え、各法が生まれた背景や理由、現在の法の問題点などについても考察します。

広く深い社会的視野と教養に根ざした法学の教育・研究を通して、論理的な思考法を身につけ、社会に貢献するリーガルマインドを持った人材を育成します。

政治学科

政治学科

入学定員160名

急速なグローバル化が進むなか、国際社会や国内で起こるさまざまな課題を政治に関連づけて学び、より良い未来のために何をすべきかを探究します。

社会と密着した学びを通して、今起きていることを的確に理解・分析し、解決に導く方法を考え、実行する力を身につけます。

PICK UP

特修コース

法曹分野~法曹養成連携プログラム~
法曹分野~法曹養成連携プログラム~

期待される進路先
●裁判官 ●検察官 ●弁護士

関学ロースクールとの連携により設計された“法曹養成連携プログラム”は、法学部入学から最短5年での司法試験合格を目標とする文部科学省認定の法曹コースカリキュラムです。高度な法律知識の習得に加え、現役弁護士などからのきめ細かな実践的指導により、法曹としての働くうえで必要不可欠な価値観や判断力を養い、市民に寄り添う心豊かな法曹を目指します。

最短5年で司法試験合格(関学ロースクールとの充実した一貫型カリキュラム)
履修モデル

履修モデル例 「法曹モデル」

<合計94単位( )科目含む>
専門導入・
専門基幹・演習・
他コース専門・
選択専門
特修コース
1年
現代の人権 2
犯罪と法 2
法のしくみと考え方 2
日本国憲法 2
憲法A(基本的人権総論) 2
刑法概論A(総論) 2
民法入門 2
民法総則 4
2年
憲法B(基本的人権各論) 2
刑法概論B(各論) 2
法曹入門 2
憲法発展演習 2
憲法C(統治機構論) 2
刑法総論 2
債権総論 4
物権法 4
(行政法概論) (2)
民法発展演習 2
刑法発展演習 2
刑事訴訟法A(捜査法) 2
刑法各論 2
債権各論 4
会社法A 4
(行政作用法) (2)
3年以上
(法学研究演習Ⅰ) (4)
民事訴訟法発展演習 2
ライティング演習 2
法曹特修実践演習B 2
法曹特修実践演習D 2
不法行為法 2
親族法 2
民事訴訟法 4
(国家補償法) (2)
ケースメソッド民法演習 2
法曹特修実践演習A 2
法曹特修実践演習C 2
刑事訴訟法B(証拠・公判法) 2
担保物権法 2
相続法 2
(行政争訟法) (2)

※政治学科生は、【政治学科目】の卒業必要単位数に注意すること。

企業法務分野
企業法務分野

期待される進路先
●民間企業
(製造/情報通信/金融/保険/サービス業等)

企業経営、取引・契約、知的財産管理など、多方面で企業を支える法務のスペシャリストを目指します。ビジネスパーソンにとって必要不可欠となる正確な法律知識を養うとともに、企業の法務部担当者による演習型授業でケーススタディから企業法務の現場を学び、実践的な対応力を身につけます。

履修モデル

履修モデル例 「企業法務モデル」

<合計92単位>
専門導入・
専門基幹・演習・
他コース専門・
選択専門
特修コース
1年
ビジネスと法 2
国際社会と法 2
犯罪と法 2
日本国憲法 2
憲法A(基本的人権総論) 2
民法入門 2
民法総則 4
2年
憲法B(基本的人権各論) 2
企業法務特修入門 2
憲法発展演習 2
物権法 4
債権各論 4
企業会計入門A(簿記) 2
会社法A 4
民事訴訟法概論 2
民法発展演習 2
民事訴訟法発展演習 2
債権総論 4
企業法務入門 2
企業会計入門B(財務諸表) 2
英米法A 2
労働法概論 2
3年以上
法学研究演習Ⅰ 4
商法発展演習 2
企業法務特修実践演習A 2
税法B 2
商法総則・商行為法 2
知的財産法A 2
金融商品取引法 2
国際取引法A 2
倒産処理法 2
経済法 2
国際ビジネス法発展演習 2
企業法務特修実践演習B 2
担保物権法 2
会社法B 2
有価証券法 2
国際私法A 2
国際経済法 2
労働法A 2

※政治学科生は、【政治学科目】の卒業必要単位数に注意すること。

公務分野
公務分野

期待される進路先
●国家公務員 ●地方上級公務員

より良い社会の実現に向けて主体的に行動する公務のプロフェッショナルを目指します。社会を形成する法律・政治・経済の専門知識を獲得し、現代社会の課題を的確に分析する力を磨きます。国家公務員によるアクティブラーニングにより、課題解決に向けた政策を立案・実行する力を養います。

履修モデル

履修モデル例 「公務モデル(政治学科)」

<合計70単位>
専門導入・
専門基幹・演習・
他コース専門・
選択専門
特修コース
1年
政治学入門A 2
政治学入門B 2
地域政策入門A 2
地域政策入門B 2
日本国憲法 2
憲法A(基本的人権総論) 2
政治史B 2
基本演習 2
2年
政治学原論A 2
政治過程論 2
行政学A 2
国際政治論A 2
公務特修入門 2
憲法発展演習 2
憲法C(統治機構論) 2
行政作用法 2
行政学B 2
公共政策学概論 2
民法発展演習 2
公共政策発展演習 2
行政法概論 2
国家補償法 2
公共政策論 2
国際政治論B 2
3年以上
政治学研究演習Ⅰ 4
行政法発展演習 2
公務特修実践演習B 2
行政争訟法 2
財政学A 2
公共経済学 2
公務特修実践演習A 2
地域政策論 2
財政学B 2
地域政策トピックス 2

※上記以外に、【基礎科目】として「霞が関セミナー」の修得を推奨する。