Kwansei Gakuin University Graduate School01MessageMastery for Service1889(明治22)年、アメリカの南メソヂスト監督教会の宣教師で関西学院(Kwansei Gakuin)の創立者として初代院長となったW.R.ランバスは、神戸原田の森、今の王子公園に少数の教員とわずかな生徒からなる私塾のような学校を創立しました。この学院創立以来、関西学院は「キリスト教主義(Principles of Christianity)にもとづく全人教育」の実現を建学の精神としてきました。第4代院長で初代学長を務めることとなったC.J.Lベーツが高等学部(1912年新設)のために提唱した“Mastery for Service(奉仕のための練達)”がスクールモットーとなり、彼はそのスクールモットーについて以下のように書いています。「我らが主とたらんと希う目的は、己れ個人の富を積むことではなく、かえって世に仕えることでなくてはならない。我らは広義における人類の仕え人たらんことをめざすものである。」
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