Kwansei Gakuin University Graduate School09教授 Teja Ostheider言語コミュニケーション文化研究科言語コミュニケーション文化専攻教授 武田 丈人間福祉研究科人間福祉専攻コミュニケーションの社会心理学、言語政策論多様性尊重のための参加型アクションリサーチ多言語社会・日本におけるコミュニケーションの在り方に迫る日本の言語文化教育は、「日本対外国」「国語対外国語」の構図で語られることが多く、国内における言語の多様性に着目されることが少ないのが現状です。日本には、琉球諸語やアイヌ語、日本手話などの土着言語をはじめ、海外にルーツを持つ人々の言語など、「国語」以外にも多くの言語があります。私は日本の多言語社会、そして日本語話者の多様性と共通語としての日本語の在り方にも注目し、そこにおけるコミュニケーションをめぐる政策、人々の行動や意識などを探究しています。Profile2003年大阪大学大学院博士課程修了。2012年より関西学院大学法学部および関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。東海大學(台湾)兼任教授。2007〜2014年国立民族学博物館共同研究員。共生社会の確立に向けて参加型アクションリサーチで実践と研究を推進米国の難民支援のNGO、子どもの薬物使用防止プログラム、インドでは識字向上プログラムなど、海外でソーシャルワークの実践・研究をした後、帰国後は日本在住の外国人支援、日本から母国に戻ったフィリピン女性の支援、日本のLGBTQ+支援などに関わりました。社会的に不利な立場に置かれている当事者と一緒に現状を変えていく「参加型アクションリサーチ」という手法で「国際・多文化ソーシャルワーク」の研究を行っています。共生社会の確立に向けて活動する実践者であり、研究者であることをめざしています。Profile1990年関西学院大学大学院社会学研究科修士課程修了。1996年テネシー大学大学院ソーシャルワーク研究科博士課程修了。法人カトリック・チャリティ東テネシー支部、テネシー大学児童精神衛生サービス研究所、インド経営大学院教育革新センターなどを経て2000年から現職。大学院の特色
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